どくだみ夫人のあっちへおゆき

3児のパパ薬剤師。人生明るく楽しく!何でもありのブログです。

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

 

尿路結石を体にメスを入れることなく、体外から衝撃波をあて結石を砕く治療法

 

なかなか排出されない石を何とかしようと思い

最終的にたどり着いたのがこのESWLでした。

 

疼痛発作の度に会社を休み、病院通いはもう限界と感じたので思い切って医師に

ESWLをやってくれないかとお願いをしました。

(大きさが1cmくらいだったので適応範囲を満たしていました)

 

後から知ったのですが

 

ESWLは手術であり1泊入院が必要とのこと

お願いしたら直ぐにやってもらえるものだと勘違いしていました。

 

また成功率が70%くらいと説明され

 

ちょっとためらってしまいましたが後に引けないのでお願いすることに。

手術は予約が必要で早くて2週間後しかも平日。

 

あと2週間も我慢しなくちゃいけないのかーと思いましたが

手術なので仕方ないなと思い予約をして当日を待つことに。

 

 

手術当日

 

手術1時間前に鎮静薬のジアゼパムを飲み、

15分前に鎮痛剤の座薬(ボルタレンだっかかな?)を刺して準備完了。

 

しかし手術直前になり緊張の為か急に腹を下してしまい

座薬をほぼ排出してしまいました。

仕方なくそのまま手術を行うことに。

 

ESWLはCTのような台で、背中からでかいパットみたいなものを

押し当てられ(衝撃破を発生する機械と思われる)、上下にはリアルタイムに石の状態を確認できるレントゲン装置が付いているものでした。

手術は点滴しながら行われました(担当者に聞いた感じでは点滴はオピオイド系のものを使用していたと思われます)

 

手術はレントゲンで標準を合わせ、角度を変えながら衝撃波を打っていきます。

衝撃波は体あまり負担がないと聞いていましたが、

 

結構痛いです。

 

自分が座薬を出してしまったせいかもしれませんが・・・

 

またリアルタイムのレントゲンを使用していたので

放射線被ばくも少し心配に感じました。

 

しかし1時間は長い。拷問のような衝撃波4000発

でも結石の疼痛発作に比べたら屁みたいなものなので我慢はできます。

 

結果は

尿から粉砕された石が確認できたので無事成功。

排出された石を分析した結果、シュウ酸カルシウムだそうで

ほうれん草、タケノコ、チョコレート、緑茶は取りすぎないよう指導を受けました。

 

予後は2か月くらいはたまにうっすらと血尿が見られましたが、

石が小出しに排出されていき回復していくのが実感できました。

石の排出にはウロカルン+ウラジロガシ茶の組み合わせが結構効いたと思います。

 

トイレなんですが立ってするより座ってしたほうが排出された石を発見しやすいので、

尿路結石になったら座ってすると結構いいかもです。

 

ESWLは早く尿路結石を直したい人にお勧めします。

費用が高くつきますが(自分は85000円でした)

やってよかったと思えるものでしたので。

1日2Lの水なんてなかなか飲めませんしね

 

 

n-chama.hatenadiary.com