超個性的ギタリスト、マーティーフリードマンのギターソロBEST5
ヘビーメタルのギタリストとして日本で有名なマーティーフリードマン
ここ最近ではテレビに出演したりタレントのようなイメージが一般的には強いんじゃないでしょうか。最近では日本を拠点として精力的に活躍しているみたいです。
個人的には最近のプレイスタイルはあまり好みではなく、昔の方が圧倒的に個性があってカッコ良かったと思っています。
1993年くらいでしょうか、megadethの『Youthanasia』で彼のギターを初めて聴いたのですが初めはあまり印象にない感じでした。
でも聴きこんでいくうちになかなか面白いギターを弾くじゃないかと思い、さかのぼって彼の弾く作品を集めていくことに。
さかのぼるにつれてどんどん変態ギタリストであることが判明していきました(笑)
HR/HMのギターはペンタトニックスケールを基本としたオーソドックスなものが多いいけど、彼のプレイは東洋風なフレーズが基本で和風あり、アラビア風あり、スケールから外れた音を連発したり、他に類を見ない変わったものでした。
この個性にあっという間に魅了され、自分も弾いてみたいと思い当時はよく彼のプレイをコピーしていたものです。
実際にコピーして気づいたことがたくさんありました。特にベンディングが独特なものが多く、演歌のこぶしのようなチョーキング、ポルタメントチョーキングの多用、わざと外れた音を弾きチョークアップして目的の音にしたりとベンディングだけでマーティー色が強くでている感じでした。
また弾き方もかわっていて、どうやったらこんな弾き方になるの?ってくらいおかしいスタイルです。自分も真似しようと散々試したけどこんな弾き方は普通の人間ではできません。この弾き方だけは謎です。
そんなマーティーの個性が出ているソロのベスト5を上げてみたいと思います。
5位.The Ninja:cacophony
カコフォニーはジェイソンベッカーとのデュオなんだけど、聴いてみるとほとんどの曲がマーティーに支配されていることが分かります。特にThe Ninjaはマーティーの世界観爆発でバカみたいな和風メタルです(笑)
歌詞もバカみたいで「戦場で戦う男達にとって名誉が最も重要だった」とかありえない勘違いしているところが笑える。
4位.Thunder March : Marty Friedman
曲として完成されてます。メロディーがとっても良くて誰が聴いてもいい曲と思うんじゃないかな。ギターはテクニックなんかよりも人に聴かせ感動させること大切なんだと思わせてくれます。
3位.Tornado of Souls:Megadeth
マーティーの代名詞ですね。超有名なので説明不要かなと。まずは聴いてみて。
2位.Forbidden City : Marty Friedman
マーティーの全てが詰まっている曲。泣き、和風、東洋、アラビア風など。曲構成も複雑で聴きごたえあり。メガデス時代にはない好き放題やってる感が最高に気持ちいいい!
1位.Realm of the Senses: Marty Friedman
冒頭からいきなり演歌です(笑)
しかし、ソロは物凄く感情的で泣けます。ジャクソンのケリーからはじき出されるメロディーはとても鮮やかで、このころのサウンドが一番好きです。
自分はよくマーティーのギターをコピーしていたせいか、自然と演歌調なフレージングが出てしまいます(・∀・)
また演歌弾いてるよ~ってよく周りから変な目で見られてましたね。
こんな風に一味違ったギタリストを目指すなら一度昔のマーティーのプレイを聴いてみることをお勧めします。