どくだみ夫人のあっちへおゆき

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自律神経失調症に有効な漢方薬

自律神経失調症ってどんな病気なの?

 

答えは、病気ではありません。

これは自律神経の乱れで起きてしまう症状の総称です。

 

主な症状としては、

感情(喜怒哀楽)が不安定になる、不安感が強くなる、無気力、ネガティブ思考、頭痛、疲れ目、耳鳴り、口渇、動悸、めまい、おなかの張り、などほかにもたくさんの症状が現れます。

 

この症状から自分で勝手に自律神経失調症と思いこみ医師に相談をしても
自律神経失調症です」なんては診断されることはまずないと思います。
病名ではないですから

 

この症状は病院の検査では分からないことばかり。
「自分にしか分からない不快感」ばかりなんです。

 

漢方ではこのようなことを不定愁訴と言うことがあります。

実は私の母がこのような症状を訴えていて、長い間つらい思いをしている時期がありました。

 

母の主な症状は強い不安感、みぞおちのあたりが苦しい、動悸、不眠、めまいでした。

 

どの医者に行っても健康で何も問題はないと言われるだけで、訴えれば訴えるほど、医者は簡単に向精神薬抗不安薬抗うつ薬を処方してしまうのです。

不定愁訴の治療は現代医学の不得意な部分なのでどうしてもこうなってしまうのは仕方ないのかもしれません。

 

母は薬に対して凄く警戒心を持っていたので、それらを飲まずに私のところに相談しによく来てました。

「向不安薬は絶対に飲みたくない。その代わりいい漢方薬はないか」

 

やけに薬に詳しいなーと思ったら、ネットや本でいろいろ調べていたみたいです。
(不安で不安で仕方ないので薬のことをついつい調べてしまい、そしてまた不安になる。みたいな繰り返しで大変でした)

 

確かに向不安薬は副作用が多く、依存性も有することから使わないで済めば一番良いと思います。

うまく使えれば短期間で症状を改善することができるものだが、やはり使い方が難しい。

そこで私は漢方医ではないけど、わかる範囲で問診をして詳しい症状を聞いてみることにした。

訴えは、「みぞおち周辺が苦しく、そのあたりから動悸と不安が強くなる」というのだ。

肋骨の下あたりにもやや押すと抵抗があるようだ。

これは漢方の症状として「胸脇苦満」に当たるのではと判断し、選択肢を柴胡剤に絞ることにした。

柴胡剤とは構成生薬の中に「柴胡」と「黄ゴン」を含むものの総称です。

 

その中で最も適切だと思ったのが、

 

柴胡加竜骨牡蠣湯です。

 

これを医者に処方してもらい、しばらく飲んでもらうことにしました。

1か月以上続けたところ、母からこの薬は本当に効くの?と電話がきたので、

これを聞いてあまり効果がなかったんだなと思ってしまいました。

 

もう少し続けて様子を見てもよかったのですが、母は別の薬に変更したそうだったので、仕方なく別の候補を探すことにしました。

 

柴胡剤が合わないとしたら、次はどうしようと結構悩みました。

結局よく使われるものを選べばうまくいくんじゃないかと思い、
(だんだん適当になってきちゃいました・苦笑)


3大婦人薬の1つである、これ

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加味逍遥散を選択しました。

 

精神不安を持つ女性に向いている処方なので、これを試すことにしました。

これが結構あっていたのか、症状が少し改善されたと言ってきました。

そして3か月くらい続けたらだいぶ症状が良くなり、薬なしでも大丈夫になるほど回復しました。

 

自律神経失調症の漢方の選択肢は凄くたくさんあるので、どれが自分に合っているか使ってみなければ本当に分かりません。

その中でも加味逍遥散は使いやすく良く選ばれるものなので、第一選択肢に入れてみて良いかと思います。 

 

加味逍遥散は他にも、

頭痛、めまい、イライラ、肩こり、不眠、のぼせ、腰痛、肩こり、月経困難、月経不順などにも効果があります。

基本女性向けの漢方薬なので、女性の不定愁訴といったらコレって感じだと思っております。