どくだみ夫人のあっちへおゆき

3児のパパ薬剤師。人生明るく楽しく!何でもありのブログです。

感動的なメロディーのコンセプトアルバム。ロイヤル・ハントのパラドックス。

ハードロックはギターが主体の音楽と言っていいと思う。

逆にギターなしのハードロックはありえないし、

ギターが目立ってナンボの音楽だと思っている。

 

でも、ハードロックの中でも様々な特徴を持ったものがあり、ギターなんてどうでもいいようなものもたくさんある。

 

どうでもいいって言っちゃ言い過ぎだが、ギター以上にキーボードが目立っているものをちょこっと紹介したいと思う。

 

好きなバンドは沢山あるけど、一番はロイヤル・ハントですかね。

 

デンマーク出身のバンドで、キーボードのアンドレ・アンダーセンがメインのバンドです。バンド内の存在感は大きくアンドレ=ロイヤル・ハントと言ってもいいでしょう。

 

アンドレ・アンダーセンのプレイはギターと激しくバトルするような速いパッセージを弾くものではなく、速さよりもメロディーをとても大切にしているプレイヤーと言えます。

音使いが神聖というか教会チックな感じが特徴で、聴いていて心地が良いのです。

 

特にお気に入りがパラドックスです。

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やっぱりか、と言われそうですがいいものはいいのです。

 

20年くらい前の作品ですが、今聴いても古臭さは感じないし、むしろ現代の音楽では越えられないオーラがあるように感じます。

 

最高傑作とよく言われているが、確かにその通りだと思う。

正直ロイヤル・ハントのCDは他にあまり聴いていないしね。

 

パラドックスのどこが凄いかって、自分はコンセプトアルバムが好きなこともあるけど、1枚を飽きずにダレずに一気に聴けてしまう聴きやすさでしょうかね。

クラシックのような展開、メロディーの洪水とはこのこと。

1つの作品として完成されています。

 

バンドとしてはギターのヤコブ・キエールがが裏方に回っている感じですが、決しておとなしくなくツボをしっかり押さえたプレイを聴かせてくれます。

職人って感じで結構自分は好きですね。

ボーカルはD.C.クーパーで、癖が少なく聴きやすい声質がこの作品には凄く合っていると思う。

メンバーチェンジを多く繰り返しているけど、この時がベストであることは間違いないですね。(結局D.C.クーパー戻ってきたしね)

 

今も聴きながら書いているんだけど、やっぱいいですね~。

名盤です。

どうしたらこんな感動的なメロディーが作れるんやー。

 

最近歳をとったので新しい音楽を開拓する気力と金がないので、最近の音楽は知らないけど、こんな名盤は生まれているんでしょうかね?

 

今も昔の音楽ばかり聴いているんーちゃまでした。

 

パラドックス、おすすめです。

 

Paradox:ロイヤル・ハント

96点!