428 ~封鎖された渋谷で~
ゲーム歴40年。
今まで何百ものゲームをプレイしてきたが、本当に面白かったと思えるものはごくわずか。
その中でも、自分の中で特別なものを紹介していきたいと思う。
今回はストーリーが最も優れていると思う作品、
428 ~封鎖された渋谷で~
あまり知られていない作品ですが、根強いファンは結構多いかと思います。
ジャンルはサウンドノベルなので、映像と文書と音だけで構成されているゲームです。
そんなんがなんで面白いの?
と思ってしまいますよね。
しかも実写なので何となくとっつきづらい感じもありますが………。
でも、やってみると分かります!
これはサウンドノベルでなくては表現できない世界観。
実写だからこそ臨場感が表現できているのです。
ゲームの内容としては
同じ時間軸の中で、全く接点のない5人の主人公の行動を選択していくだけというものです。
それぞれの選択した行動が周りの運命を変えていくことでストーリーがつながっていく流れになっています。
悪く言えば基本のストーリーは決まっていて、選択を間違えるとバットエンド、
というあるいみ死にゲーなところもありますが。
そのメインのストーリーが全く読めなくって、ついついのめりこんでいってしまうんです。(なかなかやめられない~)
シナリオは非常に凝っていて、かつ丁寧な作りになっています。
伏線がたくさん張られているのですが、一つ一つ上手ーく回収していくんです。
ほんとに作りこまれたシナリオで、よくこんなん作れるなーと感心するばかり。
5人の主人公はみないい味を出しているんですが、たくさんいるサブキャラ一人ひとりにもそれぞれのストーリーがあって、すべての人物の背景までしっかり描かれているんです。(本当に丁寧な作りこみなのです)
なので自然と感情移入してしまうんですね~。
詳しいストーリーについてはネタバレになるので書きませんが、
個人的には、
建野がカッコ良すぎる!
タマが可愛すぎる!(テーマ曲も凄い好き♪)
タクシーの運ちゃんが渋くて好き。
上木彩矢の歌がイイ。
このゲームにはどんな映画を見てもかなわない驚きと笑いと感動があります。
これは最高のエンターテイメントであることは間違いない!
これほど、記憶を消してもう一度やりたいと思えるゲームは他にはないですねー。
ちょっと前PS4にも移植されたみたいなので、ハードを持っている方にはぜひやってほしいですね。