私のマニアックな趣味!植物観察。
ここ何年か前から生薬と漢方薬の勉強をしているのですが、その中で植物について学ぶことが多くあります。
そんな中、
私自身少しづつですが植物に興味を持つようなってきました。
生薬や漢方薬のほとんどは植物基原のものです。
生薬・漢方薬に限らず世の中に出ている薬は天然の植物からとれたものが多く、西洋薬では天然の植物の成分をヒントにして創薬されたものも多くあります。
植物由来の薬はたくさんあるのです。
そんな訳で植物に対しもう一度しっかりと学んでみたいと思いました。
今まで何気なく見ていた花や草木についてもよく観察するようになり、それぞれの特徴を見極めることがちょっとした楽しみになってきているのです。
花の場合だと
花の形、花びらの付き方、花びらの数、花びらの色、花の付き方(花の配置)
こうした特徴を他の部位でも見ていきます。
葉っぱの形や葉脈のパターン、葉っぱの付き方、茎の形状、どんな果実か、どんな種子か、など色々
このようにトータル的に見ていくと、だいたい何科の植物かくらいのことは何となく分かるようになってきました。
たとえば、
キク科の花は中心に小さな花の集まり(筒状花)があって、周りに複数の花びら(舌状花)がある。ちっちゃな花の集合体みたいなつくりをしてます。
分かりやすいのはひまわりですかね。
セリ科の植物は花の付き方が特徴的で傘型の配置の花序になります。
こんな感じです。傘みたいな形です。
シソ科の植物はなんといっても茎の形、茎の断面が四角いのが最大の特徴です。
触ってみるとコリコリして面白いです。
そこら辺に生えてる雑草のホトケノザはシソ科なので茎は四角いです。
これね。茎を触るとコリコリしておもしろいです。
最近は植物の特徴を見るのが癖になってしまってるんですが、
普通に花を見るのも好きです。
きれいな花やかわいい花を見つけるとついつい写真を撮ってしまいます。
トケイソウ科のPassiflora citrina
パッションフラワーなどトケイソウ科の花はド派手なものが多いですが、この花は可愛かったです。
どこの花屋さんにも置いてあるキョウチクトウ科のニチニチソウ。
こんな身近な植物が抗がん剤の原料になっているのです。
キョウチクトウ科の植物は一般的に毒性が強いものが多いです。
花にはよくミツバチが集まってきて花粉を集めているのですが、その様子を眺めるのも好きなんです。このなんとも言えない平和な雰囲気が好き。
せっせせっせと一生懸命働いている姿は健気でかわいらしいのです。
長男が今年3年生になり、初めての理科の授業が始まりました。
その中で植物の特徴って授業をやってたのです。
まだ根、茎、葉っぱ、花、程度ですが、なんか自分と同じことをやってるんだなと思っちゃいました(^-^)
これからは自分だけでなく、子供たちと一緒に学ぶことも楽しみにていきたいなって思いました。