どくだみ夫人のあっちへおゆき

3児のパパ薬剤師。人生明るく楽しく!何でもありのブログです。

トレイルランってこんなに楽しい!

上州八王子丘陵 ファントレイル in OTAに参加してきました。

ある日、小3の息子が学校でいろいろチラシをもらってきて、 その中に「上州八王子丘陵 ファントレイル in OTA」というランニングのイベントがあるのを見つけました。

直感でこれは面白そうと感じたのと、子供と一緒に走れるってことで参加してみたいなと思ったのがきっかけでした。

コースは24km走るロングの部、11km走るハーフの部、あと子供と大人ペアで3.1km走るペアの部の3コースがあって、個人的にはハーフに出たかったけど、息子に走る経験をさせてみたいということで、ペアの部にエントリーしました。

八王子丘陵とは群馬県太田市にある小さな山々でして、今回はその中をトレイルランニングする大会でした。

f:id:n-chama:20170605195747j:plain
大会会場からの展望。見渡しが良くて気持ちいい!

大会の会場は選手がいっぱいいて(チラシからすると800人くらいでしょうか)、子供も参加するということで、家族連れも多くみられました。

子供がいっぱい来ることを想定してか、会場でいろいろなイベントをやっていました。

f:id:n-chama:20170605202322j:plain
ミニ消防車に乗ってサイレン鳴らして遊んでみたり

 

f:id:n-chama:20170605202658j:plain
クラシックカーの展示では子供たちが大喜び

あとはスポンサー?のスバルとトヨタの展示車が置いてあって、自由に乗り降りできたり、出店もたくさんあったり、なんだかお祭りのようでした。

大会の方はまずロングの部がスタートし、30分後にハーフの部がスタート、その20分後にペアの部がスタートしました。

ロングとハーフのスタートはたくさんの選手が一斉に飛び出していくので、迫力がありとても盛り上がっていました。
息子も「早くスタートしたい~」とか、「絶対1位になるんだ」(笑)とか言ってワクワクを止められない感じでした。

 

f:id:n-chama:20170605213341j:plainペアの部スタート直前の様子。どんなレースになるんだろうとワクワクドキドキ!

いよいよ待ちに待ったスタートの時。
カウントダウンが始まりいざスタート!

みんな子供と一緒に走るのに結構な速度のスタートにちょっとびっくり。
息子もそれにくらいついていくけど、今までにないペースにいきなりバテ気味。
それでも「パパ、みんなに付いていくよ」「メダルを取るんだとか」とか言って自分を引っ張っていく。

おいおい大丈夫か~

コースは3kmしかないけど先行きが心配になってきたー

最初の登りでさすがにペースが落ちてきて、腹が痛いとか言ってくるもんだから、「ゆっくりでもいいから完走するぞ」と言ってみたら
「抜かされるのは嫌だからゆっくりじゃヤダ」と返事。
結構根性あるじゃないか!

長い坂を上りきると、緩い下りがありそこで少し挽回。
その後、トレイルコースに入ります。

トレイルって初体験なんだけど、ふだん歩くはずの山道の中を走って競争する競技なんですね。登り下りが激しく、足場も不安定なんでいつすっころんでもおかしくないので、はっきりいって怖かったです。

経験者なんかはまず装備から違うし、特に靴は専用じゃなきゃキツイと思った。マラソンシューズで行ったら滑りまくるのなんのって(汗)

そんな中、息子は下りで物凄いペースで走っていくもんだから心配でしょうがない。
ブレーキブレーキっていうんだけど全く聞いていないし。

おかげでトレイルコースで結構順位をあげることができました。

最後はロードに戻り会場まで登り切るだけ!

さすがに息子もバテてきてペースが落ちて、抜かされそうになることも。

そんな時は尻をひっぱたきながら、
「限界まで力を出し切れ」
と喝を入れ何とか乗り切ることができた。

ゴールまであと少しで

「もうだめだ~、心臓が苦しい」

と本当に辛そうにしてたので、

「ペースを落としてもいいから歩いちゃだめだ」

と言い聞かせ、何とか完走することができました。

ゴールした後は息子はもうぐったりでしばらく寝転んでました。いままで生きていた中で一番本気で走ったんじゃないかなと思い、よく頑張ったとほめてあげました。

順位はメダルには届かなかったけど上位に入ることができました。
この結果に息子は納得できなかったようで、悔しい気持ちを抑えているようでした。
「来年もまた出よう」、「今度はもっと速く走れるよ」とか言っても
「つまんないし苦しいしもうやんない」って返事

絶対悔しかったんだろーって思ったけど、それを言わないところが可愛いなと思っちゃいました(^-^)

ペアで走るってどんな意味があるんだろって思っていたけど、走ってみて分かった。

それはお互い辛い時があっても支えあい、協力することで目的を達成する。
その中で信頼を築くことができる。って感じじゃないのかな。

たった3kmのトレイルランでしたが、その魅力に触れることができとてもいい経験になりました。山道はどんな地形が出てくるの予測ができないし、その地形に瞬時に対応しながら、考えながら走るっていうところは普通のランニングにはない魅力だと思いました。

多少危険ですが、それ以上に楽しさが勝っていて何となく病みつきになりそうな予感。

装備をそろえて他の大会にもチャレンジしてみたいと思いました。

 

超個性的ギタリスト、マーティーフリードマンのギターソロBEST5

ヘビーメタルのギタリストとして日本で有名なマーティーフリードマン

ここ最近ではテレビに出演したりタレントのようなイメージが一般的には強いんじゃないでしょうか。最近では日本を拠点として精力的に活躍しているみたいです。

個人的には最近のプレイスタイルはあまり好みではなく、昔の方が圧倒的に個性があってカッコ良かったと思っています。

1993年くらいでしょうか、megadethの『Youthanasia』で彼のギターを初めて聴いたのですが初めはあまり印象にない感じでした。
でも聴きこんでいくうちになかなか面白いギターを弾くじゃないかと思い、さかのぼって彼の弾く作品を集めていくことに。

さかのぼるにつれてどんどん変態ギタリストであることが判明していきました(笑)

HR/HMのギターはペンタトニックスケールを基本としたオーソドックスなものが多いいけど、彼のプレイは東洋風なフレーズが基本で和風あり、アラビア風あり、スケールから外れた音を連発したり、他に類を見ない変わったものでした。

この個性にあっという間に魅了され、自分も弾いてみたいと思い当時はよく彼のプレイをコピーしていたものです。

実際にコピーして気づいたことがたくさんありました。特にベンディングが独特なものが多く、演歌のこぶしのようなチョーキングポルタメントチョーキングの多用、わざと外れた音を弾きチョークアップして目的の音にしたりとベンディングだけでマーティー色が強くでている感じでした。

また弾き方もかわっていて、どうやったらこんな弾き方になるの?ってくらいおかしいスタイルです。自分も真似しようと散々試したけどこんな弾き方は普通の人間ではできません。この弾き方だけは謎です。

そんなマーティーの個性が出ているソロのベスト5を上げてみたいと思います。

5位.The Ninja:cacophony  

カコフォニーはジェイソンベッカーとのデュオなんだけど、聴いてみるとほとんどの曲がマーティーに支配されていることが分かります。特にThe Ninjaはマーティーの世界観爆発でバカみたいな和風メタルです(笑)
歌詞もバカみたいで「戦場で戦う男達にとって名誉が最も重要だった」とかありえない勘違いしているところが笑える。

4位.Thunder March : Marty Friedman 

曲として完成されてます。メロディーがとっても良くて誰が聴いてもいい曲と思うんじゃないかな。ギターはテクニックなんかよりも人に聴かせ感動させること大切なんだと思わせてくれます。

3位.Tornado of Souls:Megadeth

マーティーの代名詞ですね。超有名なので説明不要かなと。まずは聴いてみて。

2位.Forbidden City : Marty Friedman 

マーティーの全てが詰まっている曲。泣き、和風、東洋、アラビア風など。曲構成も複雑で聴きごたえあり。メガデス時代にはない好き放題やってる感が最高に気持ちいいい!

1位.Realm of the Senses: Marty Friedman 
冒頭からいきなり演歌です(笑)
しかし、ソロは物凄く感情的で泣けます。ジャクソンのケリーからはじき出されるメロディーはとても鮮やかで、このころのサウンドが一番好きです。

自分はよくマーティーのギターをコピーしていたせいか、自然と演歌調なフレージングが出てしまいます(・∀・)
また演歌弾いてるよ~ってよく周りから変な目で見られてましたね。

 こんな風に一味違ったギタリストを目指すなら一度昔のマーティーのプレイを聴いてみることをお勧めします。

上木彩矢は最高のロックボーカリスト 

上木彩矢は最高のロックボーカリストであると断言する

 

5年ほど前にps3のサウンドノベル428 〜封鎖された渋谷で〜』を中古で買ってみたところ、これがもっのすごく面白くって、自分の人生の中で最高に感動した作品となった。

このゲームの主題歌「世界はそれでも変わりはしない」はとっても感動的な曲でゲームにすごくマッチていたのを覚えている。
この曲を歌っていたのが上木彩矢であって、彼女のことを初めて知ることになったのだが、ほかの曲も聴いてみたいと思い「上木彩矢 Greatest Best」を買って聴いてみたところ、これが見事にはまってしまった。

なんで今までこんな魅力的な歌手を知らなかったんだろう

と思った。

弾丸のようなストレートな歌声、音域も広く特に低音がすごくしっかりと出ていて力強い。しかも1音1音がちゃんと分離していて歌詞もはっきりとして聴きやすい。
ここ最近の歌手と比べたら比較にならないくらいポテンシャルが高い。ロック歌わしたら右に出るものはいないんじゃないかなーと思う。

今では好きで好きでたまらないってくらい好きで、本当にみんなにお勧めしたい!

CDはどれが一番いいというのはなく、みんなそれぞれ良い作品です。名盤として薦めるのはベスト盤になっちゃうんだけど上木彩矢 Greatest Best」チョイスしたい。

AYA KAMIKI Greatest Best(DVD付)

ストレートな楽曲が多いので初めての人も聴きやすい入門編としてベスト盤を。
聴きどころは全てです!個人的には「世界はそれでも変わりはしない」で『428 〜封鎖された渋谷で〜』をプレイしてから聴くととっても感動すること間違いないです。

現在はメタルバンドのuroborosで活動していて、こちらもなかなかカッコイイです。ただ以前のようなストレートな歌い方をしている方が上木彩矢らしくて好きなんですけどね。

あと仮面ライダーWの主題歌の「W-B-X」は今聴いても超カッコイイ!
車で聴くと最高に気持ちいい!


W-Boiled Exetreme(W-B-X) MV

それにしてもきれいな方ですね。見とれてしまいます。

個人的な意見だけど、彼女を超える歌手はこれからなかなか現れないんじゃないかなと思う。
なのでメタルもいいけどJ-POPに復帰してもらいたいものである。

 

上木彩矢 Greatest Best」:上木彩矢

85点!

 

 

世界一上手いギタリスト トミーエマニュエル

世界一上手いギタリスト トミーエマニュエル

 ギターが上手なんてことは比べることができないが、どんな楽曲でも弾きこなしてしまうテクニックと幅広い音楽性、表現力など全てを総合して考えるとトミーエマニュエルは世界一のギタリストといっていいのではないか。

最も好きな曲 Those Who Wait

 

この曲が収録されている作品「only」は超名盤

Only

全てアコギ1本で演奏されており、ほぼ1発撮りで収録されたそうです。
演奏スタイルはサムピックを用いたフィンガーピッキングが基本でフルピッキングの速弾きもこなします。特徴的なのはハープのようなハーモニクス奏法でとても音色が美しい。

この人に弾けないものはないんじゃないかってくらいミュージシャンとして完成されております。

コンサートに2回行ったことがあるんですが、その生演奏の迫力に圧倒されたのをよく覚えています。人を引き付ける魅力があり1曲1曲をしっかりと聴かせてくれます。ギター1本でこんな素晴らしい音楽が奏でられるなんて本当に凄いと思いました。

キャラクターもお茶目でユーモアたっぷりのパフォーマンスは見ている方も楽しくなって心が温まる感じでした。

演奏後の握手会では握手はもちろん、写真撮影やTシャツにサインしてくれたり、ファンへのサービス精神旺盛な人でした。この人とってもいい人なんだな~と思っちゃいました。

現在60歳のおじいちゃんなんですが、これからも精力的に活動を続けて沢山の人に感動を与えていってほしいと思ってます。

 

「only」:トミーエマニュエル

95点

 

Only (Special Edition) [Remastered]

Only (Special Edition) [Remastered]

  • Tommy Emmanuel
  • ジャズ
  • ¥1800

 

 

彗星のごとく現れ消えていったマイケルリーファーキンスの名盤

知る人ぞ知るマイケルリーファーキンスの1st「michael lee firkins」

マイケル・リー・ファーキンス

どれだけ才能に恵まれていても、世間に受け入れられなければ成功を収めることができない世の中。そんななか彼は彗星のごとく現れ、その後あっという間に忘れ去られていった。

しかし一部のギターフリークの間ではギターインストの名盤として今でも愛聴されているはずである。


Michael Lee Firkins- Space Crickets, - Rain in the Tunnel Live

 

彼の基本プレイスタイルはフィンガーピッキングトレモロアームによる疑似スライド奏法。それだけでなくテクニカルな速弾きも普通にこなします。
当時はネオクラシカル系ギタリストが腐るほどいて、テクニックを競い合っている時代であった。そんな中でマイケルの個性的なプレイは異質でありとても目立っていた。

楽曲はカントリーやフュージョンがベースとなっているが、基本的にロックなインストなのでHR好きなら聴きやすいと思う。楽曲を構成するフレーズの一つひとつにしっかりとメロディーがあり、センスも素晴らしい!

サウンドはいたってシンプル。ギターはヤマハのパシフィカでマーシャル直結だけ、エフェクターは使っていないそうです。これだけでこんな素晴らしいアルバムが作れるなんて。信じられない。

こんなに凄いギタリストなのに何故売れなかったのか?
それ以降のCDがパッとしなかったからなのかなぁ

自分は今でもマイケルの大ファンであり、憧れのギタリストです。その影響でヤマハのパシフィカを2本もカスタムオーダーしちゃいました。

一昔前は音楽の歴史を築いてきたギタリストが沢山いた。現代は上手いギタリストは沢山いるが歴史に名を刻むようなものはほとんどいなくなってしまったような気がする。マイケルはあまり有名ではないが、少なからず現代のギタリスト達に影響を与えているものだと思っている。

 

Michael Lee Firkins マイケルリーファーキンス

98点!

 

Michael Lee Firkins

Michael Lee Firkins

  • Michael Lee Firkins
  • メタル
  • ¥1350