群馬県立自然史博物館は思っていた以上に楽しめた!
うちの子供たちは本を読むことが大好きです。
なので図書館によく行くんですが、行くたんびにこんなにいっぱい読めるのかよ~ってくらい本を借りてきては毎日のように本を眺めています。
子供の借りてくる本のジャンルは様々で、
長男は「電車」「車」など機械系のものがメインで他にはくだらない漫画?とか絵本などを借りてくるのに対し
次男は「昆虫」「恐竜」など生き物系ばかり借りてきます。
最近は次男が借りてきた恐竜の本を二人で一緒に見ていることがよくあって、長男も少しずつ恐竜に興味を示してきたようで、
最近は恐竜の話をよくしてきて、いつの間にか恐竜にすごく詳しくなっていることに気付きました。
そういえば恐竜の展示がされている博物館が群馬県富岡市にあったけ、と思いつき
じゃあ行ってみようじゃないか、ということになりました。
2年ほど前に一度行ったことがあるんですが、その時は動く恐竜が怖くて怖くてダッシュで駆け抜けた記憶があります(・∀・)
今なら恐竜のことをよく知っているので楽しんでくれるかも。
ということでリベンジを果たす時が来たって感覚で行ってみることに。
館内入口。子供たちは恐竜が待っているってことで入る前からワクワクでした!
館内に入ってみると広いエントランスに恐竜時代を再現した模型や大きな鹿のはく製とか、水槽には亀がいたり、大きな岩?があったり、一目でどんな博物館か想像させるちょっとした展示がありました。
子供たちはすぐさまそれに食いつき、「早く中に入りたいよー」と待ちきれない様子。
早速入場券を購入しようと思い券売機のところに行くと、まず気付いたのが中学生以下が無料、大人も510円というリーズナブルな価格設定。
これはとってもありがたい!
入場してみると自然史というだけあって生命の誕生から生き物の進化の過程についての展示が基本となっていました。
小学校低学年の子供たちにとってはまだ難しい話が多いので、単純に目の前の展示を楽しんでもらえればいいかなー程度に考えていました。
導入部は植物の化石、虫の化石、魚の化石の展示。今存在しない生き物が昔はこんなにいたんだよーくらいの感じで
次男の大好きなトリケラトプス。可愛いイメージの恐竜だが実物は象より大きく感じ迫力があった。
足元は透明のガラス床になっていて、その下は化石発掘現場が再現されています。ガラスの上を歩くのが怖かった。
あと化石が作られる過程が映像で詳しく説明していました。
この博物館の主役である動くティラノサウルス。確かにこれは怖い…
動いている動画を乗せたかった。
2年前ビビっていた長男はもう大丈夫であったが、小1の次男は少々ビビり気味。
こんなんが生きていたらめちゃくちゃ恐ろしいだろうなーと誰もが思うはず。
次は…
どーん
この博物館の影の主役(笑)
こいつなんだと思う?
地元民の中では結構知っている人も多いかと思いますが、
もし恐竜が絶滅していなかったら、人間はこんな感じになっちゃいましたーってやつです。
こいつを子供に説明するのがちょっとめんどくさかった。
他にもたくさんの恐竜が展示されていて、恐竜や化石を学ぶには十分な内容だったと思いました。
でも子供たちはもっとたくさん恐竜を見たかったようで、「これだけかよー」とか「もっといっぱい恐竜見たいとか」言い出して、しまいには恐竜以外はもう見ないとか言い始めて大変なことに
それでも何とか次のコーナーに無理やり連れていきました。
次は動物や昆虫、植物の展示になります。
まず巨大なマンモスの骨があり、恐竜並みに大迫力。子供たちも「すげーデカい」と良い反応。つかみはバッチリだったようで次の展示へとどんどん進んでいきました。
鳥や昆虫の展示コーナーではたくさんの鳴き声を聞くことができます。
ボタンを押すことで見た目と鳴き声を照らし合わせることができます。
子供ってこういうボタンに弱い(^-^) ここでずっと遊んでました。
随所にモニターが設置しており、ここで自然史クイズができます。
しっかり見学していれば問題が解けるようになっています。
ここでも子供たちは夢中に。子供ってテレビ画面にも弱いです(笑)
ガルー
動物の剥製や変わった昆虫の標本もたくさんありました。
鉱物についてもたーくさん展示がありました。
特に宝石にの原石はカラフルでとってもきれいでした。
他には暗闇で光る石や放射線を放つ石、磁力を持つ石など様々な鉱物が展示されており自然ってこんな美しく不思議なものを作り出すんだーと思いました。
このコーナーでは長男が食いついてよーく観察してました。
この石は高い?いくらすんの?と金の話ばかりしていたような気もしましたが(・∀・)
最後に人類の進化の過程をみるコーナーがありました。猿から原人、そして人へと進化していく様子が具体的に説明されていました。
でもまだうちの子には難しいと思ったので軽くながしてしまいました。
一通り全部の展示を見終わって、最後の最後にちっちゃな川魚の水槽がいくつかおいてありました。
ここではドジョウやフナ、サワ蟹、ナマズ、スッポンなどちょっとした魚たちが展示されていたのですが、次男がサワ蟹が超かわいいとか言い出して、15分くらいそのサワ蟹を見ていました(笑)
一通り見終わって子供たちはとても満足そうでした。2年前はあまり楽しめなかったけど、今では二人とも成長したことと、予備知識を持って見に来たということで展示物に対し見方がすごく変わったと感じました。しっかりと学んでいるのがひしひしと伝わってきて、今日ここにきて本当に良かったと感じることができました。
最後のシメで「今日は楽しかったかい」と聞いたら
長男は石がキレイだった。
次男はサワ蟹がかわいかった。
という感想に…
あれっ、恐竜は?
と思ったけど楽しそうだったからまあいいや~と思いました(^-^)
大人目線の感想ですが、大人でも十分に楽しめる内容でした。また子供ごころをくすぐる工夫がされていて、子供のことをとてもよく考えているなぁと感心してしまいました。
うちには4歳の長女がいるんですが、この子が小学校に上がったころにもう一度訪れてみたいと思いました。